LIFE-宇宙から生命へ

2012年9月29日〜10月21日

 

岐部琢美  柴田美千里  マノミホ  山内啓司

 

松田孝子  松田英子(ダンス)

CHANGE 〜移り行く〜

PART 1

 

2012/10/21,22

GALLERY  CAVE

 

ダンス 松田孝子

映像  山内啓司

 


CHANGE 〜移り行く〜

PART 2

 

2012/10/21,22

GALLERY  CAVE

 

ダンス 松田孝子

            松田英子

 

立体  岐部琢美

           柴田美千里

    マノミホ

 

 

 


CHANGE 〜移り行く〜

PART 3

 

2012/10/21,22

GALLERY  CAVE

 

ダンス 松田孝子

            松田英子

 

立体  岐部琢美

            柴田美千里

    マノミホ

映像  山内啓司

 

 

 


今回の企画は、これほどまでにジャンルも世代も活動の場も違う表現者たちが、ひとつの空間を共有して
コラボレーションしたら、何が見えてくるかという試みである。

ダンスという身体表現は、普通、舞台という踊るための理想的空間を作り、決められた時間内に観客の前で
身体の動きだけで何かを伝える。ところが、踊るための空間が、インスタレーションというすでに完結した
芸術空間であったり、照明とは別の表現された映像空間であったら、ダンス表現はどうなるのだろうか。

インスタレーションは、作品を取り巻く空間、あるいは空間から起因する表現というように、作品を設置す
る場所に深く関わる。そこに映像や、身体表現がはいり込んできたら場の意味が変わり、空間は変質する。

観客が参加し、観客自身が作品になってしまうインタラクティブアートは、舞台と客席の境を取り払い、
作品と鑑賞者を逆転してしまう。観客が作品となってギャラリー空間を飾り、観客がロボットを操りながら
ダンサーと一緒にダンスを踊る。

今回のコラボレーションは、単に同じ場所に並べるだけではなく、空間と時間を共有し、それぞれの表現が
融合されることで、作品の意味を変質させてしまう。それは、純粋培養された、美術館の、空調や照明が整
った非現実空間ではなく、異質な表現が混ざり合い、ぶつかり合う、野生のジャングルである。そのような
悪条件のもとで作品を提示する意味があるのだろうか。

理想的なグループ展とは、個展とは違って、他の作家の作品があることにより、それぞれの作品がその展覧
会でしか表現できないような特別な意味を持つこと。その場でしか表現できないということは、その場の中
には他の作家の作品や表現も含まれているのだから。

美術館の展示のように、作品と作品の間を離して、互いの作品が目に入らないように鑑賞する空間ではなく、
互いの作品が干渉し合う空間。そこで初めて、個々の作品の底に流れている共通の主題が見えてくる。

それをあえて言葉に表すと、いのち、宇宙が誕生してから人間に至るまで、壮大な時間の物語である。
人間、この不思議なもの、かくまで異なり、見るものも、感じるものも、作り出すものも全く異なる、
それだからこそ、それらが混ざり合い、ぶつかり合って互いに輝き出す。

違うことによって現れるもの、それは、完全無欠の調和ではなく、現在進行形の、実験と失敗と、
未完成と破壊と、新しい始まりである。 

次回開催

田中昭史 + 村上誠 + 蜂谷充志+ 山内啓司

2018年2月24日(土)〜3月25日(日)